ゲーム概要 『Horizon Zero Dawn』は、機械獣が闊歩する遠い未来の地球を舞台にしたオープンワールド・アクションRPG。
主人公は、部族社会の中で生きる狩人アーロイ。弓や槍、罠などを使って機械獣を狩りながら、広大なフィールドを探索していく。
このゲームの面白さは、自然豊かな世界と高度な機械技術が同居していること。森や山、草原には動物のような機械獣が生息し、その一方で各地には失われた文明の遺跡が残されている。
なぜ人類はこの世界になったのか。
なぜ機械獣は存在するのか。
そして、アーロイ自身は何者なのか。
最初は「機械獣を狩るゲーム」に見えるが、探索を進めるほど、プレイヤーの興味は世界そのものの謎へと移っていく。PlayStation公式でも、アーロイが機械獣や古代文明の謎を追い、自らの出自を探っていく作品として紹介されている。
ゲーム性分析 機械獣との戦闘が、このゲームの中心にある 『Horizon Zero Dawn』の戦闘は、単純に攻撃ボタンを連打して敵の体力を削るタイプではない。
機械獣にはそれぞれ異なる行動パターンや弱点があり、どこを狙うかによって戦い方が変わる。
遠距離から弓で部品を狙う。
罠を設置して敵を誘導する。
特定の部位を破壊して攻撃手段を奪う。
敵の動きを見ながら、弱点を狙うタイミングを探す。
この「観察してから攻撃する」感覚が、狩猟ゲームとしての面白さにつながっている。
開発元Guerrillaも、機械獣の行動パターンや弱点を理解し、環境やステルスを利用して戦うことをゲームの重要な要素として説明している。
GPAでもアクション性80%、戦略系65%、高難度60%となっており、操作の気持ちよさだけではなく、敵への対応を考える部分まで評価に表れている。
「狩る」ことが探索につながっている 機械獣との戦闘は、単なる戦闘イベントではない。
倒した機械獣から素材を集め、それを武器やアイテムの作成・強化に利用できる。機械の部品を集めながら装備を整え、より強い敵や危険な場所へ進んでいく。
つまり、
探索する → 機械獣と戦う → 素材を集める → 装備を整える → さらに探索する
という循環ができている。
しかも、機械獣を観察すること自体が探索の楽しさになる。
「あの機械はどんな攻撃をしてくるのか」
「どの部位を破壊できるのか」
「どう戦えば安全なのか」
という疑問が、そのまま次の行動につながる。
このあたりが、ストーリーを追うだけのオープンワールドとは少し違うところだ。
オープンワールドが「謎を探す場所」になっている GPAでオープンワールド85%という高い評価になっている理由は、単純にマップが広いからではない。
フィールドを歩いていると、自然の中に古代文明の遺跡が突然現れる。
現在の世界では当たり前になっている部族社会と、その足元に残された過去の文明。
この二つが同じフィールドに存在している。
そのため、遠くに見える遺跡や奇妙な建造物が、単なる背景ではなく「この世界は昔どうなっていたのか」という疑問を生む。
探索そのものが、世界観を知る行為になっている。
ストーリーの中心にあるのは「世界の謎」 『Horizon Zero Dawn』の物語は、アーロイ自身の物語から始まる。
自分は何者なのか。
なぜ自分は周囲の人々と違うのか。
そして、この世界では何が起こったのか。
物語が進むにつれて、個人的な疑問が世界規模の謎へと広がっていく。
ここがストーリー充実度85%、実存在的テーマ65%というGPA評価にもつながっている。
特に面白いのは、SF設定を長い説明だけで見せるのではなく、遺跡を探索したり、過去の記録に触れたりしながら少しずつ理解させていくところ。
プレイヤー自身が情報を集め、「この世界では昔何があったのか」を組み立てていく感覚がある。
美しい自然と機械獣の組み合わせ 『Horizon Zero Dawn』を印象的な作品にしているもう一つの要素が、世界のビジュアルだ。
緑豊かな森林、雪山、草原、古代文明の遺跡。
そこに巨大な機械獣が動き回っている。
自然だけを見れば穏やかな風景なのに、突然巨大な機械獣が現れることで、同じ景色が危険な場所へと変わる。
GPAでもグラフィック80%という高い評価になっているが、単に「映像が綺麗」というだけではなく、自然と機械が混在する世界そのものがゲームの個性になっている。
2024年にはPS5・PC向けに『Horizon Zero Dawn Remastered』も発売され、グラフィックやサウンド、会話シーンなどがアップデートされた。
GPAスコアから見るHorizon Zero Dawn 『Horizon Zero Dawn』の特徴は、一つの要素だけが突出しているというより、複数の魅力が高いレベルでまとまっていること。
タイトル傾向チャート(Horizon Zero Dawn) ※ GPAサブタグスコアに基づく。ストーリー・探索・アクション・感情がバランスよく高い。
特に高いのが、ストーリー、オープンワールド、アクション、感情的物語の4項目。
つまり「広い世界を探索するゲーム」でありながら、「戦闘が楽しいゲーム」でもあり、「物語を追うゲーム」としてもしっかり成立している。
一方で、頭脳40%やローグライク20%などは低め。複雑なパズルゲームや繰り返しプレイを前提としたゲームというより、一つの世界を探索しながら長い物語を体験するタイプの作品と考えると分かりやすい。
著者の感想 『Horizon Zero Dawn』の魅力は、最初に見えるゲーム性と、遊び進めた後に見えてくるゲーム性が違うところだと思う。
最初は「機械獣を弓で狩るオープンワールドゲーム」。
でも、探索を続けるうちに「この世界はどうやって生まれたのか」という疑問のほうが気になってくる。
機械獣との戦闘、素材集め、装備強化、遺跡探索、ストーリー。
それぞれが別々に存在しているのではなく、世界の謎を知るためにプレイヤーを前へ進ませる役割を持っている。
特に、自然に覆われた世界の中に過去の文明の痕跡が残っているビジュアルは印象的。
「人類が文明を失った後の世界」を、説明ではなく自分で歩いて確かめられる。
そこが『Horizon Zero Dawn』の大きな魅力だと思う。
まとめ 『Horizon Zero Dawn』は、機械獣との戦闘を入口にして、広大な世界と文明崩壊の謎を探索していくオープンワールド・アクションRPG。
弓や罠を使った戦闘、機械獣の弱点を見抜く戦略性、素材を利用した装備強化、広大なフィールド、そしてアーロイを中心としたSFミステリー。
GPAのスコアが示す通り、アクション、オープンワールド、ストーリー、グラフィックのバランスが非常に良い作品だ。
「広い世界を探索したい」
「敵の弱点を考えながら戦いたい」
「ゲームを進めながら世界の謎を知りたい」
そんなプレイヤーに特におすすめしたい一本。
同系統のオープンワールド作品は オープンワールドゲーム30選 、AI・機械テーマは AI・機械知性ゲーム20選 も参照。