ゲーム概要 『アストロボット(ASTRO BOT)』は、Team ASOBIが開発したPS5向けの3Dアクションゲーム。
アストロを操作してさまざまな惑星を冒険し、ステージに散らばった仲間のボットを救出していく。全体は6つの銀河、80以上のステージで構成され、ステージごとに異なるギミックや特殊能力が用意されている(PlayStation.Blog )。
本作の大きな特徴が、DualSenseワイヤレスコントローラーを使った操作感。ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーによって、アストロの動きや特殊能力、足場の感触まで手元に伝わってくる(PlayStation )。
さらに、ステージにはPlayStationの歴代タイトルをモチーフにしたボットが登場。ゲームを進めるだけでなく、「次はどんなキャラクターが出てくるのか」という期待も探索の楽しさにつながっている。
ゲーム性分析 操作するだけで楽しい3Dアクション アストロの基本操作は、ジャンプ、ホバー、パンチ、スピンなど比較的シンプル。
それでも操作していて気持ちいいのは、キャラクターの動きが軽快で、入力に対する反応が分かりやすいからだ。
ジャンプして、空中でホバーして、敵をパンチする。
一つひとつの動作は複雑ではないが、これらを組み合わせながらステージを進んでいくことで、移動そのものがゲームの楽しさになる。
GPAでもアクション性80% 。ストーリーを進めるためにアクションをこなすというより、アクションそのものを楽しむタイプの作品だ。
特殊能力がステージごとに遊び方を変える 本作では、ステージに合わせてさまざまな特殊能力を使用できる。
たとえば、犬型ロボット「Barkster」による空中ダッシュや突進、カエルのようなグローブを使った遠距離パンチやスイング、スポンジを使って水を吸収する能力など、それぞれ操作方法と使い道が異なる(PlayStation.Blog )。
重要なのは、能力が単なる強化要素ではないこと。
「この能力があるから、このステージではこう遊ぶ」という形で、ステージそのものが能力に合わせて作られている。
あるステージでは移動手段だった能力が、別の場面では敵を倒すための武器になる。
この切り替わりによって、同じジャンプやパンチを繰り返している感覚になりにくい。
「何かありそう」が探索を促す ステージには、救出できるボットやパズルピースなどの収集要素も存在する。
特にボットは、普通に進んでいるだけでは見つけにくい場所に隠されていることがある。
そのため、ステージをクリアするだけなら必要のない寄り道にも意味が生まれる。
「この壁の裏に何かあるかもしれない」
「さっき見えた場所に行けるかもしれない」
そんな感覚で周囲を見回すことになる。
アクションゲームとしての操作性と、探索ゲームとしての「見つけたい」という気持ちがうまく組み合わされている。
PlayStationネタがゲームプレイに組み込まれている 本作にはPlayStationの歴代作品をモチーフにしたボットが多数登場する。
公式情報では、救出できる300体のボットのうち150体がPlayStationのカメオキャラクターとされている(PlayStation.Blog )。
ただキャラクターが登場するだけではない。
一部のステージでは、特定のPlayStation作品を意識した演出やギミックが用意されている。
つまり、歴代PlayStation作品へのオマージュが「背景にキャラクターを置く」というファンサービスだけで終わらず、ステージを進む楽しさそのものに組み込まれている。
PlayStationユーザーなら「このキャラクターが出てきた」という発見だけでも楽しめるし、元ネタを知らなくても、ボットを集めるという収集要素として成立している。
GPAスコアから見るアストロボット タイトル傾向チャート(アストロボット) ※ GPAのサブタグスコアに基づく。視覚演出・操作の気持ちよさ・軽い探索が中心の3Dプラットフォーマー。
対象ユーザー(50以上なら推奨) 本作で最も高いのがグラフィック95%。
その次にアクション性80%、感情的物語60%、高難度50%、ストーリー充実度50%、頭脳45% と続く。
この並びからも、本作が「ストーリーをじっくり読むゲーム」ではなく、見て、触って、動かして楽しむゲームであることが分かる。
特にグラフィック95%は、単純な映像の綺麗さだけではない。色鮮やかなステージ、細かなアニメーション、敵やギミックの動き、DualSenseから伝わるフィードバックまで含めて、ゲーム世界を体験させる演出が強い。
一方でストーリー充実度は50%。これはストーリーが重要ではないというより、本作の面白さの中心が物語ではなく、ステージを遊ぶことそのものにあると考えると分かりやすい。
対象ユーザーは初心者75、中級者75、上級者50。初心者でも遊びやすく、かつ収集要素や難しいステージに挑戦すれば、ある程度のやり込みもできるバランスになっている。
著者の感想 『アストロボット』を遊んでいて印象的なのは、「次に何が出てくるのか分からない」というワクワク感。
新しいステージに入ると、背景に何か仕掛けがある。進んでいると新しい能力が出てくる。少し寄り道すると隠れたボットが見つかる。
一つのステージの中に小さな発見が何度も用意されている。
しかも、特殊能力を手に入れたときは、その能力を使わせるためのステージ構成になっている。能力を説明されて終わりではなく、実際に遊びながら「こう使うのか」と理解できる。
ここが『アストロボット』の分かりやすい魅力だと思う。
PlayStationの歴代キャラクターが登場することも大きな魅力だが、それを抜きにしても、ジャンプする、走る、敵を倒す、探索するという基本動作が気持ちいい3Dアクションとして成立している。
ファン向けの要素と、純粋なゲームプレイの両方を楽しめる作品だ。
まとめ 『アストロボット』は、PS5の機能と3Dプラットフォーマーの楽しさを組み合わせたアクションゲーム。
GPAではグラフィック95%、アクション性80% と、特に視覚的な楽しさと操作感を高く評価している。
おすすめしたいのは、
3Dアクションやプラットフォーマーが好き 操作していて気持ちいいゲームが好き ステージを探索して収集するのが好き PlayStationの歴代作品が好き 難しすぎないアクションゲームを遊びたい という人。
難しいシステムを覚えなくても遊べる一方、隠されたボットを探したり、難しいステージに挑戦したりすれば、しっかり遊び込める。
「ゲームって楽しい」という感覚を、ジャンプやパンチ、探索、発見の一つひとつに詰め込んだ3Dアクション。それが『アストロボット』の魅力だ。
ひとりで遊びやすい作品は ソロゲーム20選 、クラシック寄りのプラットフォーマーは N64/Switchクラシック30選 も参照。