『[Chilla's Art] The Night Way Home(帰り道)』は「和風サバイバルホラー」要素がメインであり、「下校中の中学生リナが見慣れた通学路から異界に迷い込むサバイバルホラー」というゲーム性を核に読んでいる。ゲーム構成のメインは「ホラー80%/退廃的世界観75%/ダーク70%」となり、ホラー/退廃的世界観が好みのユーザー向けという配分にしている。上級者が伸ばしどころを探しやすい密度へ寄せている。
・作品傾向と分析理由
編集部では『[Chilla's Art] The Night Way Home(帰り道)』については、Chilla's Artや下校路の異界・VHSフィルターなどの体感を手がかりに、ホラーと退廃的世界観への比重を高めて採点している。類似ゲームタイトルとしては「夜勤事件(The Convenience Store)」「Lost in Vivo(ロスト・イン・ヴィーヴォ)」「ブレア・ウィッチ(Blair Witch)」など。
The Night Way Home(帰り道)|見慣れた通学路が異界に変わる日本のサバイバルホラー
ゲーム概要
『The Night Way Home(帰り道)』は、Chilla's Artが2021年にリリースした日本のサバイバルホラーゲーム。中学生のリナが下校中、行方不明になった少女のことを考えながら歩いていると、いつもの通学路から不気味な異世界へ迷い込んでしまう。そこから敵に追われながら、自宅へ帰る道を探すことになる(Steamストア)。
『The Night Way Home』で印象的なのは、最初から異世界のような場所を舞台にするのではなく、誰もが知っているような日常空間を少しずつおかしくしていくことだ。主人公は学校帰りの中学生。つまり、本来なら家へ帰るだけの何気ない時間から物語が始まる。ところが、いつもの道を進んでいるうちに、現実と異界の境界が崩れていく。
『The Night Way Home』の魅力は、「日本の日常風景」と「追跡されるサバイバルホラー」を組み合わせていることにある。ホラー80%、退廃的世界観75%、ダーク70%という高いスコアは、異界へ変貌した通学路と、そこで感じる不安定な空気を反映している。一方、グラフィック45%は、最新の映像技術を楽しむゲームではないことを示している。