どんなゲームか ── アーカムシリーズの完結編、雨のゴッサム・シティ
『バットマン:アーカム・ナイト』は、Rocksteady Studiosが手掛けたオープンワールド・アクションアドベンチャー。ゴッサム・シティを舞台に、バットマンとなってスケアクロウや多数のヴィランたちと戦う、『アーカム』シリーズの完結編にあたる作品だ。
最大の特徴は、バットマン自身のアクションに加えて「バットモービル」を本格的に操作できること。街中を高速で移動するだけでなく、戦闘やギミック攻略にも使用される。2015年の作品ながら、雨に濡れたゴッサムの街並みやバットマンのコスチュームなど、グラフィックの完成度も非常に高い。
おすすめポイント ── バットマンになって戦う、フリーフローとステルス
最大の魅力は、「バットマンになって戦っている」感覚を徹底的に味わえること。複数の敵を相手に、パンチやカウンター、ガジェットを組み合わせながら次々と敵を倒していくフリーフロー・コンバットは、操作自体は複雑すぎないのに、慣れるほどスムーズに動けるようになる。パリィ15選では③スタイリッシュ型として掲載。記事独自のパリィ難易度目安は35%帯で、合図を見てカウンターを出す入門向きの位置づけだ。
ステルスで敵を一人ずつ無力化したり、バットクローやバットラングなどのガジェットを使ったりと、正面から殴り合う以外の攻略方法も用意されている。ゴッサム・シティをグライドで飛び回ったり、バットモービルで道路を駆け抜けたりと、移動そのものもゲームの楽しさにつながっている。
一方で、バットモービルを使った場面はかなり多く、ここは好みが分かれるところ。批評では戦闘やプレデターシステムを評価する一方、バットモービルの使用頻度を欠点として挙げる意見も見られた。
GPAスコアで見るアーカム・ナイトの特徴
作品傾向グラフ(Batman: Arkham Knight)※ GPAの小タグスコアに基づく。アクションだけでなく世界観・物語も高評価。ホラー40%は純ホラーではなく恐怖演出の要素。
対象ユーザー(50以上なら推奨)※ フリーフロー・コンバットは習得しやすいが、バットモービル多用は好みが分かれる。
グラフィック90%・アクション性85%が核——雨のゴッサムとフリーフロー・コンバット。オープンワールド70%は広域探索とサイドコンテンツ。ストーリー充実度75%はシリーズ完結としてのヴィラン群。ダーク60%・ホラー40%はスケアクロウの恐怖ガス演出を反映している。
著者の感想
個人的に面白いのは、単なるヒーローアクションではなく、「ゴッサムの夜を守っている」という感覚を作っているところ。街を移動していると犯罪事件が発生し、そこへ滑空して向かう。敵のいる建物を上から偵察し、ガジェットを使って少しずつ数を減らしていく。こうした行動の一つひとつがバットマンらしさにつながっている。
また、スケアクロウの恐怖ガスによってプレイヤー自身の認識まで揺さぶる演出も印象的。GPAでは「ホラー40%」「ダーク60%」という評価だが、純粋なホラーゲームというより、バットマンの物語と恐怖演出を組み合わせた作品として見ると分かりやすい。
まとめ・プレイ前に知っておきたいこと
『バットマン:アーカム・ナイト』は、爽快なアクション、広大なゴッサム・シティ、豊富なガジェット、そしてバットモービルを組み合わせた、シリーズの集大成的な作品。特に「好きなヒーローを自分で操作している感覚」を重視する人にはかなりおすすめ。バットマンを知らない人でも楽しめるが、シリーズを追ってきたプレイヤーなら、より物語への没入感を味わえるはずだ。Metacriticでも批評家スコア87、ユーザースコア8.2と高い評価を獲得している。
Q. 対応プラットフォームは?
PlayStation 4 / Xbox One / PC(Steam)向けに2015年に発売。ページ上部のプラットフォームバッジも併せて確認してほしい。
パリィ・カウンター系の入口は パリィ・死にゲー15選、恐怖演出の隣接作品は ホラーゲーム50選も参照。